カナルウォーター
株式会社
企業理念
人々が安全で健康に暮らせるために、真の安心安全価値を創造しお届けします。
会社概要
我々は、大学発のベンチャー企業です。共同研究先の皆様や、地域の物作りエキスパートの方々と協業し、
情熱と確かな技術を持って、お客様の安全な作業を支援させていただきます。
住所 〒391-0292長野県茅野市豊平5000-1
公立諏訪東京理大学内
代表取締役 小須田 司
電話番号 0266-73-1364
canalwater1@gmail.com
協力いただいている大学・企業
公立諏訪東京理科大学
イデアシステム株式会社
ベクター・ロジック株式会社
トピックス
令和6年度 土木学会全国大会で発表しました
SBCテレビで取り上げて頂きました!
市村清新技術財団 第112回新技術開発助成に採択されました!
ベンチャー企業カナルウォーター、熱中症予防システムの事業開始
熱中症予防のシステムを事業展開へ 茅野市のカナルウォーター、建設・鉄道会社に売り込み
産学金連携ファンド「SUWAの未来」より投資を頂きました!
マイクロエレクトロニクスショー2023 アカデミックプラザ賞受賞
大学発ベンチャーの「起源」(71) カナルウォーター
発汗量を予測、ヘルメットに熱中症予防装置 大学発ベンチャーが開発
諏理大ベンチャー第1号 熱中症対策装置開発
諏訪東京理科大発のベンチャー企業カナルウォーター(茅野市)
大学発ベンチャーに初認定
第7次モノづくり補助金に採択されました!
エレクトロニクス実装学会 2020年度論文賞受賞
実装フェスタ関西2019 インパクトポスター賞受賞
JPCA SHOW 2019 アカデミックプラザ賞受賞
事業概要
背景
地球温暖化に伴い、近年熱中症による死傷者が年々増加しています。産業分野別に見ると、建設業における熱中症死傷者数が最も多く、建設現場における熱中症対策はとても重要な課題です。
作業者安全見守りシステム
現場作業者の安全を見守り、環境変化や体調・行動不良が予測された時に、アラートでお知らせすることで、作業者や管理者が安心して作業できる現場づくりを支援します。
テクノロジー
本システムは、ウェアラブル機器でバイタルサイン(発汗量、脈拍、加速度)や 環境条件(温湿度)を計測し、データを分析し異常を予測しアラートを発することで作業者を守ります。
サービス概要
ウェアラブル機器
ヘルメットに外付けユニットを装着することで、温湿度、発汗量、脈拍、加速度を計測します。
そしてファンで首に風を送り、清涼感を与えます。
各種アラートの発生(給水、体調不良) 外付けユニットで計測されたデータを分析し、給水のタイミングをお知らせしたり、体調や動作の異常も検出しお知らせします。
作業者安全見守りシステム
計測データはクラウドに蓄積され、結果はリアルタイムに作業者や現場監督が確認できるのはもちろん、会社にいる安全部門や産業医の方も、パソコンやスマートフォンで確認することができます。
活用事例
熟練作業者の一日(7月29日)
現場に入って1年以上経過する職長さんの7月29日の発汗量と心拍の推移です。屋外作業で天気は晴天、WBGTは32℃まで上がった非常に暑い日でしたが、適度に休憩や給水が取れており、発汗量も心拍もアラートレベルに対して非常に余裕があります。職長さんだけあって、暑熱下の作業において、上手にリスク管理が出来ていて問題ありません。
新人作業者の一日(8月3日)
現場に入って3日目、8月3日の19歳新人の発汗量と心拍数の推移です。屋外作業で天気は晴天、WBGTも32℃と非常に暑い日でした。午前中から何度か発汗量がアラートレベルに達し、午後にも発汗アラートが発生し、PM2:30頃には心拍アラートも発生しています。作業後本人にも確認しましたが、かなりしんどい状況だったそうで、危険な状態近くになっていたと思われます。新人の場合は、周囲のメンバーがいつも以上に様子を良く見てあげて下さい。
このように経時的に発汗量を確認し、閾値を越えた時にはランプやブザーで告知する機能を有した当デバイスを活用することで、熱中症の発症リスクを早期に検出したり、そのリスクを本人はもちろん周囲メンバーや、管理監督者も把握することができ、会社の安全衛生管理に多いに役立ちます!